2017.07.25
知らないと失敗確実!不動産売却、不動産売買の5つの価格
不動産会社があまり説明しない不動産売却、不動産売買で知っておくべき5つの価格について解説します。
目次(下記項目をクリックすると移動します)
0.不動産売却の5つの価格とは?
不動産売却において、成功のポイントは「売却開始価格」の決定です。売却開始後に金額を上げると、反響や案内が激減しますので、現実的には難しいです。ご注意下さい。
それでは、5つの価格の解説をしていきます。
1.売却希望価格とは?
売却希望価格とは、簡単にいうと不動産の売主が売りたい金額のことです。売主は少しでも高く売りたいと当然思います。よって、売主の最優先事項が出来るだけ高く売りたい場合は、5つの価格の中で「売却希望価格」が一番金額が高くなります。
2.購入希望価格とは?
購入希望価格とは、不動産の買主が購入したい価格です。買主は少しでも安く購入したいと考えます。需要と供給のバランスにもよりますが、相場より安すぎると売主様が売却しないため、「購入希望価格」=「相場価格」=「成約価格」になるケースが多いです。
3.査定価格(相場価格)とは?
査定価格(相場価格)とは、近隣の成約事例、路線価、建物の状態や築年数、物件の特徴などをポイント化し、「査定物件」と比較することで、「指標」となる査定価格を算出します。この場合の査定価格は、机上査定では算出できないので、不動産仲介する際の訪問査定(詳細査定)になります。買取査定は、不動産買取価格のことなので、違います。
4.売却開始価格とは?
売却開始価格とは、不動産売却を開始するときの売り出し価格のことです。売主様が所有する不動産は世界に二つとして同じものがありません。よって、「査定価格」を指標にして、エージェントと打合せの上、売却開始価格を決定します。この場合の査定価格は、訪問査定(詳細査定)で実施します。
5.成約価格とは?
成約価格とは、買主様が買付確約書(申込書)を提出され、売主様と条件交渉がまとまり、売買契約が成立した価格(売却価格)つまり、売れた価格です。
6.ポイント!
5つの価格の特徴をよく理解し、「指標」となる「査定価格」を参考に、エージェントと打ち合わせをして、不動産売却にかけられる時間、周辺の市況、需要などを参考にして、「売却開始価格」を決定しましょう!
7.まとめ
まとめますと、今回出てきました不動産売却、不動産売買の5つの価格をよく理解すると、不動産を購入するときも、不動産を売却、買い替えをするときも失敗が少なくなります。そして、前提として物件があるエリアが、売却する時点で需要が高ければ(人気がある)、高く売却しやすくなります。
逆に、人気があまりないエリアは需要が低いので、売却するときに売却期間が長くなったり、安くなったり、苦戦することがあります。
不動産を購入するときは、不動産売却のことも考えて、何年ぐらい住む予定か、これからエリアや街の人口が増加するのか、治安は悪くならないか、小学校や中学校などの学校区の評判はどうか調べて購入することも重要です。そして、住み始めてから、住民同士で空き家をそのままにしない、学校区が悪くならないようにしたり、治安を守る努力も必要ですし、街を盛り上げていく努力が必要になると思います。
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