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2017.07.11

知らないと悲劇がっ!連帯保証人と連帯債務者の違いとは?

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不動産売却と不動産購入、買い替えの際に大事になる連帯債務者と連帯保証人の違いについて解説します。

 

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1.連帯債務者と連帯保証人の違いは?

住宅ローンや不動産投資で個人借り入れをするとき、本人年収だけでは希望金額の借り入れが出来ない等の理由で、収入を合算するときがあり、夫の収入と妻の収入を合算するのがよくあるケースでしょう。収入合算を行う場合、合算した人(この場合は妻)が「連帯債務者」か「連帯保証人」のどちらかになります。「連帯債務者」と「連帯保証人」の違いをみていきます。

 

2.連帯債務者とは?

「連帯債務者」を言葉どおりに解釈すると、連帯して債務を負っている者ということで、それぞれが、同一の債務について同じように責任を負うということです。つまり重要なのは、本人と共に債務を負う「連帯債務者」は、いつでも金融機関から返済請求を受ける可能性があります。

例えば、夫婦が2000万円の住宅ローンを連帯債務で借りるケースなら、夫婦それぞれが借入れ先に対して、2000万円全額についての責任を負うことになります。もちろん、2000万円が2倍になるわけはなく、2000万円全額を返済すれば債務はなくなります。

 

2-1.連帯債務者になるメリットは?

連帯債務者になるメリットは、下記の通りです。

①1人で借り入れするより、多く借り入れができる。(もちろん返済額は増えます)

②それぞれの負担割合に見合った住宅ローン控除を受けることも可能です。

気を付けた方が良いことは、連帯債務者の団体信用生命保険加入です。収入合算をして、合算者の万一に対する保障がないのでは心配です。金融機関から加入をすすめられなくても、別途、その負担に見合うだけの保障(生命保険)を準備しましょう。

 

3.団体信用生命保険とは?

団体信用生命保険とは、加入者の死亡や、高度障害状態になったとき、保険金によって、債務がなくなる保険です。

金融機関の負担で加入することが多いです。

 

3-1.連生団体信用生命保険とは?

連生団体信用生命保険とは、連帯債務者の夫婦2人で入れる団体信用生命保険です。

夫婦のどちらか一方の加入者が死亡または高度障害状態になった場合、住宅の持分や返済額等にかかわらず、残債務が全額弁済され、ローンの返済義務は残りません。(連帯保証人でないことに注意!)

なお、三井住友銀行「クロスサポート」、ろうきんなどが取り扱っています。(2017年7月現在)

 

4.連帯保証人とは?

連帯保証人は、本人と連帯して債務を保証する人です。連帯保証人は、債務者と同等ではなく、あくまで保証をする立場なので、債務者本人の返済が滞ってはじめて、借入先から返済請求を受けます。

例えば、夫が住宅ローンを3,000万円借りて、収入合算した妻が「連帯保証人」になる場合、借入先に対する債務者は夫のみです。妻が返済請求を受ける場合は、夫(債務者)の返済が滞った時です。連帯債務者と同じように、はじめから返済を請求される立場ではありません。

 

4-1.連帯保証人の注意点

あくまでも「連帯保証人」という立場ですから、基本的に住宅ローン控除の適用を受けることもできませんし、団体信用生命保険への加入もできません。

住宅ローンでよくある収入合算「連帯債務者」となるのは、フラット35が多いです。

それに対して、一般の民間金融機関では、「連帯債務者」か「連帯保証人」を選べるケース、または金融機関から指定されるケースもあるようです。くれぐれも契約書にサインする際は、どのような立場でサインするのかを確認しましょう。

最後に、家や不動産購入時にあまり縁起でもないことを考えたくないのはわかります。

ただ、別のブログで述べたように3組に1組は離婚する時代です。自己責任できちんと確認して進めるようにしましょう。

 

↓↓↓離婚についての詳細は、下記ブログをご参照下さい↓↓↓

 

知らなかったではすまない!離婚が決まったら、まず確認すること
https://imirai.co.jp/?p=4421

 

35%以上は離婚?増加する離婚数の意外な年齢層は?
https://imirai.co.jp/?p=4414

 

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今回は以上になります。それではみなさま、「See you!」

 

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