2017.09.06
不動産見積り?不動産査定?用語が招く悲劇とは?
最近、未来テラスでお客様からお電話やメールで、相続や離婚、空き家、介護についてのご相談が急増していますが、「不動産見積り」「不動産売却見積り」「不動産査定」など、様々のバラバラな用語でご相談が増加して、現場で推測しながらお話を聞いているようです。今回は、不動産査定における不動産見積り、不動産売却見積りの用語についてお話しします。
目次
1.不動産見積り、不動産売却見積りとは?
不動産所有者(売主)が、所有不動産の実勢価格(相場価格)を知りたい時に、不動産会社に依頼する不動産査定のことです。(不動産査定のことを不動産見積りとか、不動産売却見積りと言われるご相談者が多いです。)
実際に、未来テラスの現場でもお客様からのご相談の際、不動産査定、不動産売却査定、不動産売却見積り、不動産見積りなどの用語でご相談されることが多く、慣れないとわけがわからなくなる時があります。
1-1.見積りとは?
見積り(みつもり)とは、金額・量・期間・行動を前もって概算することです。また、書類にしたものを見積書と言います。別の言い方をすると、何かものを購入、売却する時に、必要な金額(経費)、ものの量、期間等をあらかじめ概算することです。
2.結論
要は、不動産査定依頼者(不動産所有者)の方は、初めて不動産査定をする方が多く、プロではありません。よって、ものを買ったり売ったりする時、もしくはリフォーム・住宅新築などの建築工事の価格を知りたい時の見積りという言葉を用い、価格が知りたいということだと思います。
いろんな言葉で同じ意味だと、ますますわかりにくいので、未来テラスやこのブログでは不動産査定と記載します。そして、不動産査定依頼者の方へお渡しする査定書は、上の写真のような不動産価格査定報告書として、きちんと読めばご理解いただける30~50ページの資料をきちんと作成し、製本してお渡しするか、PDFデータをお渡ししております。
ただ、不動産査定は正直申し上げて、現在の不動産の状況がよくわからないままするので、机上査定はあまり意味がないです。
2-1.訪問査定では何をするのか?
未来テラスでは、土地の場合は現地を見て、売買リスクになるもの、例えば、急ながけや擁壁、井戸、越境などを確認します。また、売却するのに費用がかかりそうなもの、例えば井戸の撤去や建物解体、確定測量などを確認し、ご提案します。
建物がある場合、建物内部の目視確認、例えば雨漏りや木部の腐食、設備の故障などを確認します。また、場合によってはホームインスペクションなどを提案します。
結局、現在、もしくは将来どうするかを決めるために不動産査定をするはずですので、きちんと訪問査定で状況を把握されないと、不動産査定を机上査定でざっくり相場を聞いても、あまり意味はないかと思います。
3.なぜ無料で不動産査定するのか?
正直言って、不動産査定するだけでは、無料でやるので利益は全く出ませんというか、赤字です。(笑)ただ、本当に相続や空き家、離婚、転勤、介護、ローンなどで悩んでいる方や、現在もしくは、将来の不安を取り除き、問題解決の意思決定される方も少なくありません。
よって、謄本や公図を取得するだけでも、費用はかかりますし、できる限りの情報収集をして不動産査定書を作成しますので、時間も人件費もかかります。しかし、不動産査定書と合わせてご提案をしなければ、数社にご相談される方もいらっしゃるでしょうから、ご提案内容の違いがわからないでしょう。
弊社スタッフも、不動産査定書の作成とご提案することで少しでも、一人でも救われるかたがいらっしゃれば幸いです。そして、本当に不動産売却が必要になった時に、おまかせ頂きたいと思っています。
4.まとめ
不動産鑑定士が作成する不動産鑑定書は、費用も高く、あまり使う機会もないので、個人の方はあまり利用することがないと思います。
不動産査定書は、未来テラスでは毎月40件以上、様々なご相談があるので、多い時には30件以上作成することもあります。実際、未来テラスの査定書を送付すると、不動産査定を依頼された方は、だいたいびっくりされ、大変感謝されます。きちんと不動産査定書を作ってよかったと思う瞬間です。
最後に一つお願いがあります!
皆さま、このブログを見た後は、不動産見積りは紛らわしいので不動産査定と呼びましょう!(笑)
次のようなことでお悩みの方は、福岡県大野城市、春日市、福岡市周辺のお客様はもちろん、その他の地域の方も、不動産の無料査定、無料相談会実施中です。
未来テラスは、ご提案に自信がありますので、まずはお気軽にご相談ください。
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今回は以上になります。それではみなさま、「See you!」