2017.12.23
不動産売却や土地売却、今は売り時?
今回は、不動産売却や土地売却の売り時は今なのか?について解説します。
目次(下記項目をクリックすると移動します)
1.不動産の売り時とは?
不動産の売り時は、需要が最もある時期です。
つまり、居住用不動産や事業用不動産であれば、最も需要が高いのは、不動産を探している人や企業が多い時期が売り時です。
収益を狙った投資用不動産であれば、最も需要が高く、融資が受けやすく、収益が出ている時期が売り時です。
ちなみに、不動産の売り時はいつですか?というご質問は、年に50回くらいあります。
2.不動産を探している人や企業が多い時期は?
居住用不動産を探している人が多い時期は、人が動く理由がある時期の前、つまり入学、卒業、新社会人、転勤シーズンなどがある前なので10月から3月くらいが多い時期です。
事業用不動産や収益を狙った投資用不動産は、法人の場合、税金対策などで不動産を購入して税金対策をされる場合がありますが、決算時期が会社によって異なるので、まちまちです。
2-1.収益を狙った投資用不動産の売却時期の注意点
尚、収益を狙った投資用不動産は、年中探している人や法人がいますが、注意点は、居住用不動産の投資用不動産の場合、賃貸の入れ替わりがピークになる2月から4月初旬くらいまではあまりオススメしません。なぜなら、そこで空室になると、入居まで時間がかかることが多いので、収入が減る可能性があり、その時期を狙って、購入検討者も値下げ交渉をしてくる可能性があるからです。逆に購入希望者の場合は、ありかもしれませんが。
3.結局、不動産はいつが売り時なのか?
結局、不動産はいつが売り時なのかというと、不動産賃貸と違い、不動産売買は購入検討者は年中探しているということです。
ですから、どちらかというと短期的に見ると不動産所有者が売る必要がある時期が売り時とも言えますし、需要が高くなる時期を狙ってもあまり短期的には影響がありません。
とは言っても、中長期的に見れば、不動産価格が上がっている時期に不動産売却をした方が良いわけですから、ミクロでエリアの将来の展望を人口推計や、経済の動向を見ながら決められたら良いと思います。正直に言って、私たちプロでも、短期的にはわかりませんが・・・。
3-1.減価償却を考えた場合の売り時とは?
減価償却を考えた場合の売り時については、持っている不動産のポートフォリオ(資産の組み合わせのこと)を考えた上で、決定する必要があるため、顧問税理士や会計士と相談の上、資産を増加させていきたいなどのどうしたいのかを伝えて、アドバイスをもらった上で決定されることをお勧めします。
4.まとめ
今回は不動産のよくある質問である、いつが売り時をテーマに解説してきましたが、高く売りたいからと言って、ピークを待ってると売り時を逃すことはよくあります。
よって、特に個人であれば、売る理由ができたときに不動産査定をして、売れる時に売却しておいた方が良いことが多いように思います。
しかし、法人が所有する不動産を売却する時期は税金の絡みが大きいので、税理士や会計士とよく相談しながら、早目に準備して不動産売却されると失敗が少なく、良い展開になることが多いです。
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