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2017.09.05

騙されないぞ!美術品売却と不動産売却の4つの共通点

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先日、美術品の画廊などをされている方とお話しする機会があり、知らない世界なので色々と教えてもらいましたが、不動産との共通点が多く、大変参考になりました。今回は、美術品と不動産の4つの共通点についてお伝えします。

 

目次

 

 

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1.美術品とは?

美術品とは、書画・彫刻・工芸など、美術の作品のことです。

美術品は主に、美術館や画廊などでしか、実物を見る機会はないですよね。新婚旅行でスペインとイタリアに行った時に、よくわからないなりに感動したのを覚えています。

世界的に人気のある作家の美術品は、数億円で取引されることもあり、オークションなどで売買されます。

 

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2.美術品と不動産の4つの共通点とは?

美術品と不動産の4つの共通点は以下の通りです。

1.希少性が極めて高い

2.需要と供給のバランスが極めて重要

3.流動性が低い

4.管理状態が価値に大幅な影響を与える

一つずつ見ていきます。

 

2-1.希少性が極めて高い

美術品も不動産も、基本的に世界に2つ同じものはありません。美術品でも、同じ作家が同じ作品は作りません。(絵画の版画等は除く。)そして、不動産も同じで、例えばある土地があり、隣の土地とは面積、間口や奥行き、形状などが違うので、同じものはありません。建物も同様です。

 

2-2.需要と供給のバランスが極めて重要

美術品では、需要が高いものでも供給がありすぎると、本来の価値が出ない場合があります。

不動産も、いくら需要が高くても、同じエリアに同時多発的に売却不動産があれば、どうしても比較が発生し、同じような条件であれば、購入希望者にとって、より安いものや条件が良いものから売れていきます。

 

2-3.流動性が低い

美術品は特殊性が強く、かつ高額なものであればあるほど、購入検討者が減り、売れにくくなります。よって、購入検討者を増加させるために、オークション会場なりが、オークションにかかることを周知できるかが、ポイントになります。なぜなら、オークションなり、売却されていることを知らなければ、購入検討しようがないからです。

不動産も同様です。

 

2-4.管理状態が価値に大幅な影響を与える

いくら良い美術品も管理状態が悪く、傷んだり、傷や汚れがひどいと価値は当然下がります。不動産も同じで、特に建物の価値は管理(メンテナンス)次第で、大きく変わります。

 

3.売却するときの価格について

美術品を売却するとき、オークションによる時がありますが、少し特殊な売却方法なので、これは別の機会で触れたいと思います。

一般的に美術品を売却するときは、購入者と直接取引することは物理的には可能ですが、そもそも美術品が偽物だったり、価格の折り合いがつかない、傷などがあったり、トラブルが多いので、あまりお勧めできません。よって、画廊などプロに仲介してもらって、一般購入検討者にあたるか、業者の専門市場に出してもらうか、画廊などに直接買取してもらうかになるそうです。

不動産も同じで、物理的に個人間売買は可能ですが、美術品と同じくトラブルが多いので、お勧めできません。

最近は手の込んだ詐欺もあり、免許証などの身分証明書を偽造し、住民票登録、印鑑証明書取得して、不動産所有者になりすます詐欺で東証一部上場企業が何十億円も騙されるニュースがありました。

プロが騙されるのに、一般の方が気づくわけはありません。

 

よって、不動産売却も美術品売却も重要なのは、信頼出来るパートナーを見つけることにつきます。そして、不動産売却するときは、高く売却したい、早く売却したい、内緒で売却したいなどの最優先事項を決め、それによって不動産会社から提案を受けて、パートナーを決定されるのをお勧めします。

決して、簡易査定や机上査定を実施し、査定金額の高い不動産会社を選ばないことです。

ここでは会社名は伏せますが、高い査定書と気合い(笑)を見せて、半年も一年も売却できない会社があります。もちろん、売却事情がある時もありますが、いつも同じやり方で売主を騙しています。

 

3-1.悪徳不動産会社の手順はこんな感じです。

1.しつこい営業と明らかに相場より高い不動産査定書で高く売却できるフリをして売却依頼を受ける。

2.相場より明らかに高く売り出す羽目になり、おまけに不動産会社には紹介させない。

3.売れないから値段を下げる。

4.まだ売れないのでまた値段を下げる。

5.3と4を延々と繰り返し、半年とか一年経過。何度も媒介契約を更新。(通常3ヶ月以内で更新)

6.やっと相場より安い金額で売れた・・・。もしくは、安い金額で買取。

なんてことにならないように、パートナー選びは慎重にしましょう。会えばわかります。そして、おかしいなと思ったら、未来テラスにご相談ください。

媒介契約を延々と延長するのは、やめたほうが無難です。

 

4.まとめ

美術品と不動産売却は非常に共通点が多いです。美術品は、偽物だったりすることも多いため、信頼できるパートナーを見つけないと、素人は簡単に騙されるのではないでしょうか。

不動産売却も、美術品も信頼できるパートナーかどうかは、きちんと希望を伝えて、信頼出来る人間性か、提案内容はどうか、良いことばかりでなくリスクも伝えてくれるか、ご自身の目を信じてパートナーを選んでください。嘘をつく人間はわかりますから。

次のようなことでお悩みの方は、福岡県大野城市、春日市、福岡市周辺のお客様はもちろん、その他の地域の方も、不動産の無料査定、無料相談会実施中です。

未来テラスは、ご提案に自信がありますので、まずはお気軽にご相談ください。

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今回は以上になります。それではみなさま、「See you!」

 

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